楽しんだゲーム 2021年バージョン

去年は遊んだ順だったみたいだけど今年は面白かった順。

1. Planescape: Torment

昔からずっとプレイしてみたかったゲームで、一度英語でプレイしてみたりもしたがすぐに挫折。

文章量が多い&登場人物の言い回しも難しい&シナリオ自体も複雑であるということで、
少し前にネット上で日本語訳をしているというサイトを見つけたときは、「え、本当…?」と思ったぐらい。
日本語訳をしていただいた方には感謝しかないです。

このゲームの独特の世界観やビジュアル、ストーリーは素晴らしいとしか言いようがない。
自分の表現力ではこのゲームの良さをなんて表現したらいいのか分からないが(だいたい全部ネタバレになる気がする)、
今後「ストーリーが一番良かったゲームは?」と聞かれたら候補の一つとしてこのゲームを思い浮かべると思う。

2. Pillars of Eternity 2: Deadfire

1と比べて、マルチクラスをはじめとした多様性のあるビルドやオープン風味の探索が特徴。
ただ派閥システムは同じ会社の過去作であるFallout: New VegasやTyrannyと比べると今一つで、メインクエストとの結びつきも全然ないように感じたのが少しもったいない。

ストーリー、ロールプレイ、キャラクター、探索、ビルド、戦闘とRPGで求められる一通りの要素が高いレベルでまとまっており、
それだけに続編の検討が白紙になるぐらい売り上げが低かった(らしい)のは残念…。
プレイして強烈に印象に残ったのはPlanescape: Tormentの方なのでこのゲームより上に書いたが、総合的な完成度でいえばこちらが優れているといえる。

ターンベースモードもあるのが嬉しく、2週目をターンべースでクリア済み。

3. Shadowrun: Dragonfall

有志翻訳もあったみたいだけど、ゲーム用の翻訳ツールである「PCOT」との相性がよさそうなので英語版でプレイ。
どちらかというと、PCOTをちょっと試したりはしていたが、「これを使って最後までゲームをプレイしてみたい」と思ったのが先で、それに合ったゲームとしてこれが選ばれた感じ。

このゲームは大作RPGと比べて予算が少なかったであろうというのがビジュアルからも伝わってくるが、力を入れるべきところに力を入れることで手堅い作りのゲームになっている。
その最たるところはストーリーとキャラクターで、ストーリーには序盤で引き込まれるし、その序盤の流れで仲間のキャラ付けをうまく行っている。

このゲームそのものの評価とは違うけど、このゲームをクリアしたことで、どんどんPCOTで英語のゲームプレイしてみよう!と思えたのはとても嬉しい。

4. Deathloop

正直言って、メディアの評価はちょっと高すぎなのではと思う…が、面白いゲームであることに変わりはない。

(便利過ぎて絶対これで一つ能力スロット埋まるじゃん!と思ってた能力が実は必須でもなかったことに気が付くまでの)中盤はちょっとダレたけど、
ガンプレイの楽しさがそれを補っている。ストーリーは悪くはないけど…といった感じだがキャラクターはとても良かった。

5. Dishonored: Death of the Outsider

2を去年プレイしたのでこちらもプレイ。 順当に面白かったが、内容的には2のスタンドアローンDLCという感じなのであまりコメントすることがない…。まだ一周しかプレイしてないので来年またプレイしてみたい。

6. Mass Effect 1 (Legendary Edition)

決して2や3が面白くなかったわけではなく、むしろ今までは1だけが(ストーリー以外は)あまり好きではなかった。

Legendary Editionでは苦痛だったゲームシステムの様々なところに調整が加えられており、これだけリメイクかのような出来だった。
(2や3は元々グラフィックも良いと思うしそんなに手直しするところもなかったはず)

2や3と違ってなんちゃってシューターなのは変わらないが、なんちゃってシューターなりに楽しく遊べるようになったのは嬉しい。